こっそりぶろぐ

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月曜日:糠平温泉(改訂版)

山の朝は早い。起床時間は五時だ。しかし予想通り雨と風の音が強いのでシュラフの中で各自が登山中止を決定した。誰も一言も発さずに再び就寝し、六時前に起床。朝エッセンは無い予定だったが、昨日の仕込みのおしるこを使ってなかったので朝ごはんに転用した。
小屋のほかの人たちも、山に行くのは諦めて同じくらいの時間にエッセンしていた。しかし彼らはその日諦めただけで、翌日再チャレンジすると言う。日曜も途中まで行って引き返したらしい。
二停してまで行きたい山なのか。少しリベンジしたくなった。実は停滞のふりをして小屋に住んでいると言う説も出たが。

層雲峡では雨の影響でいつもとは全く違う水量の滝を見ることができ、少し得した気分になった。クマが出たのはそのあとだ。糠平温泉に向かって走っているとき、まず「熊横断注意」の看板が現れた。横断注意って出没注意より頻繁に出るんじゃないかと周りをうかがっていると、道路わきの丈の短い草の斜面に黒い塊が見えた。まさかこんなすぐ出るわけないし、よく見ると岩か倒木にも見えた。
しかし、その脇を通過するとき塊が動くのがわかった。
「クマ!」
車が停まると後ろから来た車も気づき、中から立派なカメラを持った人たちが出てきて撮影会が始まった。そのあともどんどん車は停まっていき、ちょっと渋滞のようにもなった。

アリを食べているのか、斜面の上のほうで地面に穴を掘って顔を突っ込んだりしているクマとの距離は、20~30mほど。既に知床でクマに挟み撃ちにされた経験のあるΘもこんな近くはなかったと言っていた。それでも車の近くという安心感からかどんどん近づいていく。襲われたら絶対避けられない。
完全にクマをなめているなと思って見ているぼくたちも実はその中にまざってたりする。しかも、ケータイの電池が足りなくて写真撮れなかった。他の人はクマとテディの2ショットを撮ったりしていた。

クマは小さい。まだ親離れしたばかりの若いクマなんだろうか。小さいが事件を起こすのはだいたいそのくらいの年のクマだ。一番危ない年頃だ。毛は茶色がかっていて明るい色をしている。人間がこんなにたくさんいるのに気づいているのに全く気にする様子も無かった。人を恐れないのはよくない傾向だ。

しばらく見て満足し、そこから離れていく途中で「熊出没注意」の看板を立てている人たちがいた。やはりあいつはよく現れるのだろう。場所は高原温泉への分岐よりちょっと層雲峡側。誰かが人間の怖さを教える必要があるんじゃないか。そのうち車と衝突するかもしれない。

そのあとは糠平温泉で入湯手形を買い、3軒回った。誰かが北海道の黒川温泉と言っていた。
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