こっそりぶろぐ

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出発 卒業旅行二日目前編

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 長い一日だったので前編と後編に分ける。長いというのは感覚的にではなく実際に。
 明日のジョーでなぜか印象に残ってるシーンで、ハワイからの帰りの飛行機の中、丹下段平がジョーに、飛行機が西へ西へ進むからなかなか日が沈まないのが面白いみたいなことを言うんだけどジョーは考え事をしていて聞いてないっていう場面があって、へえ、そんなものなのかと思ってたけどやっと体験できた。

 8時半ホテル発の空港に行くバスに乗る前にせっかくだから成田山新勝寺に行きたいと、前日に立てた予定に従い、朝は6時半起床。直前までやってたバイトのおかげで早起きや不規則な生活リズムに慣れていたことがこの旅行で結構役立った。この思わぬ効果に感謝することは社会人になった今でもしばしば。
 ホテルの朝食はよくあるバイキングだった。一通り食べて、出発。寺までの道は前日の夜とは少し違う道にしてみた。朝早いので人もほとんどいなく、道の両脇に並んだ店もまだ開店の準備中。天気もよくて暖かな朝だった。
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 新勝寺は広いので、結構早足で回ったが40分くらいでは全部満足するまでは見られなかった。でもいいところだった。
 お賽銭を上げて旅の安全を祈った後、おみくじを引いてみた。引き出しのようなもののに入ってるのを引き出しの番号を選んで出すっていう方式のもので、受験のときおばあちゃんがここで大吉のを引いて送ってきたことがあるので大吉の番号は一つ知っていたけどそれじゃ運試しにはならない。
 末小吉。こんな運勢あったんだ…。かなり微妙だったので結んできた。まあ凶や大凶じゃないだけましか。結んだ木の近くにはおみくじの自販機があってびっくりした。
 その後は境内の他の建物とかを色々見てきたけど、なかでもお稲荷さんが一番気に入った。あの赤や緑や紫のどぎつい色や、入り口の売店の油揚げを勧めてくるおばさんとか、ものすごく沢山ある狐の像とか。
 この日は3月1日、暖かいとはいえまだ梅も少し咲き始めたかな、てくらいの控えめな咲き方だったけど見つけたときは春を感じた。

 バスの時間が迫っているので急いでホテルへ。だけど帰り道はもう売店が開いていたので、米屋の栗羊羹を買った。これを買ったのは、美味しいことは既にわかっている安心感もあるし、この辺りの名物だってこともあるけど、ドイツでこれを食べたかった。
 海外に行った友達のほとんどが日本食が食べたくなったみたいなことを言ってたので、そうなったときのため、というのは表向きで、実は飛行機や電車の中でこの黒くてなんかぬらぬらした得体の知れないものをお茶と一緒にほおばる謎の日本人としてドイツ人を驚かしてやろう、みたいなことを考えてた。今から考えるとなぜそんなことをしたかったのか…。もしJRで、タイあたりの人がチェリモヤとかそこらへんのわけのわからない南国のフルーツを美味しそうに食べていたら、自分ならどう思うか…。
 まあこの目論見は思わぬ形で実現したのだが、それはまたずっと後の話。

 成田空港を利用するのは初めてではないけど国際線のほうは来たことなかったので、普通の空港とも違う独特な雰囲気を感じた。色々な格好をした人いろいろな人たちがいて、ここにいる人たちみんな海外に行く人たちなんだなっていう感じがした。
 空港では旅行会社から航空券とホテルバウチャーと鉄道の乗り放題の券と時刻表を受け取った。これでもう、この旅行会社のお世話になることもない。ここからは今与えられたもので一週間を一人で乗り切らなくちゃ行けないと思うとかなりわくわくした。
 とりあえず前日に買った本が意外と早く読み終わりそうだったので、空港内のツタヤで軽い文庫本でも一冊、と森絵都の「カラフル」を買った。内容については全く知らなかったけど前から生協や本屋でよく見かけて売れているような印象を持っていたし安かったので。

 出国検査や両替を済ませ、ゲートをくぐる前に羊羹用のお茶を買うの忘れた、と急いで売店で生茶を買ったけどあっさり手荷物検査で没収された。うかつだった。ゲートをくぐった後もう一回買った。

 初めての国際線はオーストリア航空。席は真ん中の列の真ん中。回りの席は斜め後ろ以外みんな日本人だったけどCAはみんなオーストリア人?とにかく向こうの人だった。日本語がわかる人もいた。
 ノートには周りの人たちについて、後ろのDeutsch、隣の経済学者、隣の旧約聖書って書いてある。記憶をたどろう。
 まず後ろのDeutschは、そのとき後ろの列には大学生らしい三人組が座っていて、その中の右に座っている一人はかなり海外旅行慣れしてるっぽい感じだった。ちょっと鼻持ちならない感じ。その隣は女の子で、そのまた隣の人は留学生らしき人だった。それでその人がドイツ語のネイティブだったので、たぶんドイツかオーストリアの人で他の二人はその人に帰国についてきたんだろうな、と思ったということ。
 次は、左の経済学者。左隣は30代くらいの男の人でノートパソコンを持ち、英語の経済系の論文みたいなのを読んだり書いたりしていた。なんとなく大学の先生っぽかった。
 隣の旧約聖書は、右隣の仕事で海外に行くところみたいなこれも30前後の女の人。この人は途中でいろいろ仕事の資料みたいなのとか読んでたけどその中に旧約聖書があって、やられたと思った。僕もヨーロッパ行く前に最低限聖書くらい読んどこうと思い幼稚園でもらった新約聖書を引っ張り出して読もうとしていたのだがバイトやらなにやらで、最初のほうしか読まないで置きてしまっていた。それにどっちも読んだことないけど知っているあらすじの範囲では旧約のほうが面白そうだったからそこでも負けたと思った、ということ。
 ノートに残っている適当なメモを解読する作業の大変さをわかってほしかった。
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 写真のお菓子は、最初くれたのの上にノートを置いて今後の予定とかを書いてたら、CAがまだもらってないと勘違いしてもう一個持ってきてくれた。見た目どおりの味だった。飲み物はコーラ。
 これでまだ昼12時くらい。思った以上に長い。まだユーラシア大陸の土を踏まないまま後編へ続く。
 

 



 
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