こっそりぶろぐ

こっそり書くが別に秘密にもしない。

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I`m Pikachu.

最近、静電気がひどい。特に職場で。
今までそんなこと全然なかったのに、毎日ひどいときは1分間に3,4回痺れている。
指先だけでなくズボン越しに脚と机が触れてもスパークすることもある。
今なら電気自動車を自分の静電気だけで走らせ続けることも出来るんじゃないか、すごいエコだなという妄想をしながら、せっせと無駄な放電を繰り返す日々を送っている。

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0、5段階

 今までにないような暖冬でほとんど雪のない札幌に久しぶりに大雪が降った土曜日、テイネでスキーをした。
一緒に行ったのはその日が初テレマークである、クロカニストN君。いつもの初すべりのように、滑れなくて苦しむNくんを眺めながらたまにアドバイスをし,適当にその付近で滑るだけのつもりだったが、大金をはたいて装備を一式そろえたNくんのやる気はぼくの考えを変えた。

 メールで持ち物を聞いてきた彼に、一通りゲレンデで必要なものを答えると「シールはいらないですか?」との返信。まさか初すべりで使うつもりは全くなかったが、せっかく買ったんだから使いたいだろうと、予定を変更した。

 当日、何も言わなくともサブを背負ってきたやる気に満ちあふれたNくんと、まずは強風でいつもより動きがスローな北壁リフト(今は違う名前になってるけど忘れた)で頂上へ。リフトから降りたとき、初めてテレマークの板で滑ったNくんはこれは意外といけるんじゃないか、と思ったらしい。
 アルペンをもともとやっていた彼の滑りを一言で言えば、堅実。初めてで、しかも圧雪の上に新雪が積もったところを多くの人が滑ってデコボコにした、初心者には難しいだろう雪質だというのに慎重な滑りで転ぶことはほとんどなかった。
 むしろぼくのほうが派手に一回転してたりした。まあ、せっかくフカフカな新雪だったので派手なこけ方をしてそれを満喫するのもいいだろうと思ったのだ。そういうことだよ。しかし、その後Nくんは思いもよらない斬新な方法でぼく以上にフカフカの深雪を楽しむことになる。
 とにかく、滑りについてはあまり問題なく、いつもの登り返しの場所まで下りてくる間で一通りのことはやった。初めはふらついていた斜滑降が安定してくると、ターンも出来るようになってきた。まだバランスを崩すと内足が前に出てアルペンの滑りになってしまうが、とりあえず転ばないので、歩く会の1段階なら滑りに限れば次は必ず○に出来るレベル。
 それでも本人は思ったとおりに出来ないと悔しがっていた。山スキーヤーがところかまわずテレポジを取る気持ちがわかったらしい。
あー、始めた頃はみんなやるよね~とか思っていたぼくも次の日は無意識のうちに暇があればテレポジを取っていたらしい。気をつけよう。

 そして、シール登行。ポケットがシールの入るぎりぎりの大きさだったため、手袋をしたまま出したりしまったりするのに大変苦労していて、ついに諦めてザックに入れることにした。
ラッセルは、すね位の深さ。特に問題なくいけたが、ジルはまだつかめていないようだった。
 滑りであれだけ安定していた彼も、ジルブレッタターンの途中で谷側にこけるという、1年生らしい失敗を二度してくれて微笑ましかった。が、あまり苦労せず的確な動きですぐリカバリーしてしまったのが残念だ。もう少しもがき苦しんでくれると指導しがいがあるのだが。
 6時間券を買っていたのと、何度も登るのは疲れるので一回でやめたが、ジルさえできれば体力的にも余裕そうだった。

 昼食をとり、少し滑るとあっという間に時間は過ぎ、既にナイターの照明がついた16時過ぎごろ、もう頂上に行くリフトもとっくになくなっていたので最後にパラダイスリフトに乗ることにした。
自分の満足いく滑りを掴もうと意気込むNくんは、気合を入れてリフトに乗り込み、そしてそのリフトから、落ちた。


 ザックを背負ったままリフトに乗ったNくんが、深く腰掛けられなかったのでとりあえず手すりを下ろそうとした瞬間だった。板が雪面に引っかかり、そのまま叫び声だけ残してNくんは手すりとイスの隙間から一瞬で消えた。ぼくは手すりを下げるのを手伝おうと右手を挙げた状態のまま、「え~!」と言うことしかできなかった。止まったリフトから後ろを振り返ると、顔から新雪に落ちたNくんと、慌てて彼に駆け寄る係員野様子が見える。心配しながらも、飛び降りるわけにも行かず、ただ眺めていた。
 今までで一番遅いように感じるリフトがようやく着くと、すぐリフト乗り場に向かって下りたが、前から来るリフトにストックを振っているNくんの姿が見えた。少し安心し、その場で待っていると恥ずかしそうにNくんがやって来た。
再会したNくんが語るには、「ボフッと落ちて意外と気持ちよかった。」
テレマークを始めても、雪と戯れることを忘れない彼は真にクロカニストの鑑であろう。

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アラスカ

 星野道夫の写真展に行った。
 新札幌のDUOに入っている小さなギャラリーだったので星野道夫の写真は全部で10枚程、他の人の写真と合わせても15枚だったがシロクマなどアラスカの動物と自然を撮った写真をじっくり見ていたら意外と時間がかかった。最後の写真を観たとき、星野道夫のプロフィールが出てきて回る順番が逆だったことに気づいた。

 テーブルに彼がなぜクマに襲われたか調べた本も置いてあったので、ちょっと読んでいると係の人がパソコンを持ってきた。前の日にはイベントがありピアノの演奏と同時にスライドショーを流していたらしく、そのときのスライドショーを見せるためにもって来てくれたのだった。
 展示している写真の何倍もの写真があったが、同じ写真でも展示されている大きな写真と画面で見るのとでは全く受ける印象が違った。

 アラスカの動物を見ていて思い出したのは、大学の文化人類学の講義の教科書だ。大学ではよくあるようにその先生が書いたものだったので買わされた。
 カナダ・インディアンのもとでのフィールドワークに基いたこの本を読んで、ぼくはとてもトナカイを食べてみたくなった。彼らの食べるトナカイがものすごく美味しそうなので、ちょっと長くなるがここで引用してみたい。まず、気になるのがトナカイの脂(あぶら)。


 脂肪はトナカイの骨から抽出される。骨を水の中で煮ると、脂肪が浮いてくる。(中略)脂肪はすくい取られ、他の容器に移される。これは室温では白い塊となっている。
 こうしてつくられたトナカイ脂肪は良質で、しかもその味は非常によい。村の店屋から購入してきたラード(豚脂)と比較すると違いは明らかである。ラードには甘味とまろやかさがなく、たくさん食べると腹をこわすことがあるのと対照的に、トナカイ脂は甘くいくらでも食べることが出来る。(中略)トナカイ脂は乾燥燻製肉と一緒に食べたり、また乾燥燻製肉を砕いた粉末と混ぜて食べたりする。
(煎本 2003 p.149)


 甘いというのがとても気になる。そして何となくヘルシーそうだ。
 もちろん脂だけでなく他のちゃんと食べる部分もとても魅力的。煮る料理については、こんなことが書かれている。


調味料は料理の段階では使うことなく、食事のときに各人が適当に塩を付けるだけである。塩以外の調味料は使わない。実際、トナカイ肉はそれぞれの部分が独特の味を持ち、調味料など使用する必要さえないのである。(煎本 2003 p.147)

 必要さえないのである。
 そして、この本ではトナカイ狩りについてとても詳しく書いてある。狩り自体がとても面白く描かれていて、自分もやってみたいとさえ思うが、その獲物をその場で食べるのも絶対おいしいだろうという感じがする。やはり、狩ったトナカイを捌いて食べるのでちょっと生々しくて苦手な人もいるだろうが、最後に長い引用をして終る。
 もしもサンタクロースにプレゼントをもらえるとしたら、そのトナカイがほしいから申し訳ないけど帰りは歩いて帰ってくださいと言いたいところだがこれは野生のものを自分で狩って食べなくては本当の味わいは得られないのだろう。

 狩りの後、わたしたちは森の中で木を切り倒し、雪の上に大きな焚火を起こす。トナカイは解体され、そしてその頭が焚火のところに持ってこられる。トナカイの頭の料理が始まるのである。木の棒の先が鋭く削られ、これがトナカイの鼻の穴の中にまっすぐ突っこまれる。棒の反対の端は雪の中に斜めに深く突き刺され、トナカイの頭がちょうど焚き火の上に来るように固定される。(中略)火にかざす頭の片側が焼けると、それを突き刺す棒を回して反対側も焼かねばならない。頭の表面の毛は真っ黒に焦げてもとのトナカイの頭の面影はない。こうして、半時間ほど火の中で黒焦げにされると、頭は一度雪の上に下ろされる。ナイフで黒く焦げた表面の毛が削り落とされる。それから、口が大きくこじあけられ、下顎がはずされる。
 狩人たちは黒焦げの頭の周りに集まり、ナイフを取り、下顎に付いている肉をそぎ落としてこれを食べる。表面の肉は黒く焦げて強い香りを放つが、狩りの緊張が解けて、空腹なわたしたちには食欲をそそる以外のなにものでもない。下顎の上には二十センチくらいもある舌がついている。しかし、これはトナカイの閉じた口の中にあったためまだ充分には焼けていない。そこで、舌を縦に二つに切り開くと、その舌の付いたまま下顎をふたたび火の中に入れる。しばらくして、火から下顎を取り出すと、舌はもう充分に焼けている。わたしたちは手に手にナイフを持って舌を小さく切り取って口に運ぶ。脂が表面にまで染み出ていて滑らかである。甘くとろけるような味である。下顎に付いている肉も残らずナイフでそぎ落とされ、見る間に下顎は骨とその上に並ぶ歯だけになってしまう。(中略)この骨をナイフの背で叩き割ると、中から骨髄が出て来るのである。骨髄は熱のため小さく縮んでいるが食べるとちょうど焼いた貝柱のように弾力性があり、美味である。こうしてわたしたちは下顎の骨の中まで食べてしまうことになる。
 さて、下顎をはずした残りの頭の部分は上顎と頭蓋から成っている。これは下顎に比べて大きさもずっと大きく、食べがいのある部分である。まず黒くこげた表面の肉を削り取って食べるのは下顎の時と同じである。耳には肉が付いていないので食べることは出来ない。しかし、耳の付け根とその奥につながる筋肉は食べることができる。耳の付け根にはこりこりとした軟骨があり、焼きイカのように歯ごたえがある。また、耳の付け根はトナカイが耳をよく動かすためか発達がよく、肉の多い箇所である。
 トナカイの眼球も食べる。ここはトナカイの肉の中でももっとも美味な部分の一つである。わたしたちは、ここが早く食べたいので人より先に手を出さねばならぬくらいである。(中略)眼球自体はピンポン玉くらいの大きさしかないが、そのまわりを多くの脂肪や筋肉が包んでおり、全体では野球のボールほどの大きさになる。(中略)眼球のまわりについている脂肪は甘く柔らかい。後にキャンプでもトナカイの眼球を煮て食べる機会が多かったが、その甘さゆえに子どもたちにもっとも好まれる部分であった。
 さて、表面の肉を取りおわると、頭部はもう一度火の中に入れられる。頭蓋の内部にある脳によく熱を通すためである。焚き火の上に置かれた頭が焼けるのを待ちながら、このころになるともうわたしたちはけっこう満腹になっている。頭が焚火の中からふたたび取り出されると、わたしたちは上顎の内側に付いている薄い皮膚を骨から剥がして食べる。これはちょうど歯の裏側から口蓋の上にあたる部分で、波のようにうった皮膚は硬く弾力性がある。脳を食べるためには頭蓋を割らなければならない。長い鼻のように突き出した上顎とまるい頭蓋骨との境目あたりを斧で割る。破れた骨の中から白く柔らかそうな脳が湯気を立てて見える。この中にナイフを入れたり、またスプーンですくったりして食べるのである。滑らかで柔らかく、ちょうどアイスクリームのような舌ざわりである。魚の白子のような淡白な味で、眼球と共にトナカイの肉の中でもっともおいしい部分の一つである。わたしたちはこうして焚火で沸かす紅茶を何杯も飲みながら、雪の森の中でトナカイの頭の料理に舌つづみを打つのである。
(煎本 2003 pp.127-130)

 
<引用文献>

『カナダ・インディアンの世界から』煎本 孝 (福音館文庫)

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野菜

温泉から出た一行は、昼食を食べに千歳へと向かった。何を食べに行ったか。それはもったいぶってもじゃがーがコメントで言ってしまっているので意味がない。野菜だ。
千歳在住の後輩が気になっていた野菜バイキングだった。じゃがーは朝に引き続きバイキング二連続だ。

その店は、不思議なことに日曜の昼だと言うのに人の気配があまりなかった。一行はそこで少しひるみ、一考したがせっかく来たのだから行こう、ということになった。中で野菜を食べている間も一向に人のくる気配はない。貸切だ。
料理は美味しかったが、肉なしでこんなに満腹になったのは初めてだったので今までに経験したことのない、変な満腹感を味わった。腹いっぱいで、これ以上は食べたくないという気はするがあまり苦しくはない。脂の少ないせいか、と思っていたがあとから結構苦しくなった。
人の気配もあまりなく、落ち着いて食べられたのでなかなか良かった。

3時ごろに空港に着くと、7時の便を予約していたじゃがーはまず飛行機を早い便に換えてもらいに行った。が、断られた。
最初から聞いておけばよかったのに。何のためにこんなに一日天気を気にして焦っていたのか、と思ったがこれもスリルを楽しみたかったのかもしれない。今から思えばちゃんと飛行機が飛んで仕事に間に合うのか?というあのスリルはなかなか楽しかった。他人事だし。そういえばブログにはまだ書いていなかったが富士山のときのALL FOR PUMPING事件を少し思い出した。

空港でじゃがーの職場への土産をみんなで選んだ。このとき、お菓子会社の営業がその力を見せ、みごと自社製品を買わせていた。
なんだか眠そうなじゃがーは7時の便まで寝ると言うので置いて帰った。
じゃがーと別れて空港から出ると、16時半の北海道は既に日が暮れて真っ暗だった。
次は正月に来るらしい。

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翌日、ローマから行き先の候補がいくつか届き、温泉に行くことが決まった。
メンバーは、車の定員があったのとやはり急だったので難しいかと思ったが、指レンジャーとナリリンが来てくれた。と思ったらローマが熱でダウン。誘った人の中にも熱で寝込んでいると言う人が他にもいた。流行っているのだろう。
温泉はローマがニセコがいいのではと言ってくれていたのだが結局、悪化傾向の天気で飛行機が飛ばなくなること心配して早めに空港に行きたいと言うじゃがーのリクエストで丸駒温泉へ。

この日、朝食は「バイキング食べ放題」だったというじゃがーの気分は沈んでいた。天気と飛行機に対する凄まじい不信感がその心を支配していた。天気予報ではこの日は雪で、次の日が暴風雪だったが、朝からちょっと雪が降っただけでもう飛行機が飛ばなかったのではないかとケータイで確認していた。このくらいで欠航していたら冬の北海道に飛行機で来ることはできないと言われても、ため息をついたりうなったりするばかり。
千歳にナリリンを迎えに行く途中、恵庭辺りで天候が変わる。晴れだ。恵庭や千歳はもともと札幌とはだいぶ気候が違うのだ。これでじゃがーも希望を持てるだろうと声をかけたが、
「いや、意外とあの旗がたなびいている…」とわずかな風の存在を決して見落とすことはなかった。

丸駒温泉はぼくもじゃがーも実は行くのは初めてだった。毎年のように支笏湖に行っているが、なぜか寄った事がない。でも隣のいとう温泉は行ったことがあったりする。
ここの露天風呂はそのときによって水位が違うらしく、その日は立っても肩くらいまであるというずいぶん深いところだったが、以前指レンジャーたちが来たときは全然そんなことなかったらしい。ここではじゃがーのロッククライミングを見ることが出来た。露天風呂は二つあったが、寒くてお湯もぬるめのためなかなか出られず、合わせて1時間半くらい入っていた。

昼食は千歳へ。いくつかの候補があったが、野菜のバイキングに行くことになった。

眠いのでまた続く。



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